補聴器

難聴児の強い味方!軽・中難聴児補聴器購入助成制度を徹底解説!

皆様こんにちは、補聴器営業マンのイス(@isu_usi_isu)です。

以前「簡単!聴こえの障がい者手帳交付申請から手帳交付まで全部解説!で聴こえの障がい者手帳の交付基準から交付手順までお話ししました

今回は聴こえの障がい者手帳は交付できないけど軽・中度の難聴がある『児童(子供)』が対象となる補助制度のお話をしていきます。

この記事は私が愛知県岡崎市に住んでいますので、岡崎市の情報を元に書いています。

自分の住んでいる場所のことが知りたいという方は
「○○○(自分の住んでいる場所、私なら岡崎市) 難聴児助成金」
と検索するとわかるとはずです。

この記事の内容

・軽・中等度難聴児助成制度の対象基準

・軽・中等度難聴児助成制度で支給される助成額

・軽・中等度難聴児助成制度に申請するときに必要な物

軽・中等度難聴児助成制度対象者

岡崎市のホームページには

 

対象者

・市内に住所を有する18歳以下の者(18歳の者にあっては18歳に達した日の属する年度の末日まで)であること。
・医師が補聴器装用の必要性を認めた、30dB以上の者で、身体障がい者手帳の交付の対象とならない者
※対象児童の属する世帯に、市民税所得割額46万円以上の者がいる場合は対象外

引用:岡崎市HP

と書かれています。

だいぶわかりやすいですね!

耳鼻科で聴力検査をすると下の画像のような「オージオグラム」という検査結果をもらえます

30dB以上というのは聴力検査の結果の平均の所が30dBよりも数字が大きい人のことです。

それでは下の画像の結果から平均値を求めてみましょう!(下のオージオグラムは私が適当に入力したものです)

聴力検査の平均の計算式

500Hz=a 1kHz=b 2kHz=c
(a+2b+c)÷4=平均値 になります

上の画像の赤色の数字グラフの数値を計算式に当てはめて計算してみます

500Hz=40 1kHz=35 2kHz=45

(40+2×35+45)÷4=38.75

38.75は30dB以上なので対象になります

毎回自分で計算するの?
イス君
イス君
おっ!いい質問ですね!

病院からもらえるオージオグラムはすでに平均値は表示されています

先ほどのオージオグラムの下に、3分法、4分法、6分法と書いてあります

その3つの中の4分法が、軽・中等度難聴児助成制度や聞こえの身体障がい者手帳交付条件で使用される数字です

なので4分法の数字が30より大きい数字であれば30dB以上となります。

もう一つ条件がありましたね!

「身体障がい者手帳の交付の対象にならない者」

この条件は先ほどの4分法の数字が左右とも70dB以上もしくは片耳が50dB以上で反対の耳が90dB以上になっていない者です

左右とも70dB以上のオージオグラム例

片耳が50dB以上で反対耳が90dB以上のオージオグラム例

身体障がい者手帳の交付対象については簡単!聴こえの障がい者手帳交付申請から手帳交付まで全部解説!で詳しく書いていますので合わせてご覧ください

※の市民税所得割額46万円以上というのは、ざっくり、ホントにざっくり計算して所得が600万~700万の人です。

軽・中等度難聴児助成制度助成額

次に助成額についてお話します。

こちらも岡崎市のホームページには

助成額

・購入又は修理費用の3分の2(1円未満切捨て)を市が負担する。
ただし、補聴器1個の場合37,000円、補聴器2個の場合74,000円を上限とする。(イヤモールドを含む)


助成の対象となる補聴器は「補装具の種目、購入又は修理に要する費用の額の算定等に関する基準」に定める補聴器のうち高度難聴用補聴器及びイヤモールドとする。
また、修理については、イヤモールドのみとする。

対象となる補聴器が「「補装具の種目、購入又は修理に要する費用の額の算定等に関する基準」に定める補聴器のうち高度難聴用補聴器及びイヤモールド」とあります。

これは身体障がい者総合支援法で支給される補聴器のその中でも「高度難聴用」と定められている補聴器の事をいいます。

身体障がい者総合支援法で支給される、高度難聴用耳掛け式補聴器の購入額がイヤモールド込で55690円です。
55690円の3分の2だと37126円になります。

上限が補聴器1個の場合は37000円となるので

55690円ー37000円

自己負担は18690円となります。

障がい者総合支援法と違うところが補聴器の修理は自費ですよ!ということです。修理はイヤモールドのみ

子供の耳の形というのは日々成長していきます。
なので補聴器の耐用年数が5年ですが、18歳未満の子供は5年以内に耳の形が変わるので、イヤモールドの修理(作り変え)は助成してあげますよということです。

イヤモールドとはオーダーメイドの耳栓の事です

 

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軽・中等度難聴児助成制度の申請に必要なもの

最後に助成金の申請に必要なものについてお話します。

申請に必要なもの

・ 助成申請書
・医師の意見書
・必要とする補聴器の見積書
・印鑑
・学校長の意見書(両耳の場合)

・助成申請書・医師の意見書は岡崎市のホームページからダウンロードできます。
関連サイト>>>岡崎市HP

医師の意見書は耳鼻科の医師に記入してもらう用紙です。この用紙を記入できるのが特定の耳鼻科の医師しか書けません。指定医といって、どの医師でもかけるわけではないので1度耳鼻科さんの受付で聞いてみて下さい。

用紙を見せて「これ、書けますか?」と聞いて下さい。

・必要とする補聴器の見積書
これが我々補聴器販売店が作成するものです。支給される補聴器は「高度難聴用耳かけ式(イヤモールド付き)」と決まっているので大体のお店はすぐ用意してくれると思います

 

以上のものを準備して市役所に持っていってください

まとめ

最近、補聴器の助成金制度がいろいろ検討されているようです。

2018年度から「補聴器適合の診療情報提供書」というものもできましたのでご確認ください

まだまだ諸外国に比べると補聴器の普及率が低い日本。

制度が変われば補聴器普及率も変わってくることでしょう。

補聴器のイメージも変わってくることでしょう。

ABOUT ME
イス
補聴器営業マンをしています、イスと申します 補聴器のことをもっともっと皆さんに知ってもらい、ズバらしい補聴器ライフを 当ブログを通じて補聴器をもっと身近にし、聞こえのお手伝いを
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