難聴について

突然音が聞こえない!「突発性難聴」とは?

皆様こんにちは、補聴器営業マンのイスです。

今日は少しだけコワいお話です!

「突発性難聴」

最近TVのニュースなどで耳にする言葉です

今日はその「突発性難聴」についてのお話です

2000年以降多くの人気歌手の方が発症したとTVで報道されています

2001年の調査で、全国での患者数は年間35,000人(275人/100万人)とされています

この「突発性難聴」は40~50代の方におおくみられます

最近では20~30代、10代の方の若い人にも増えていると言われています

いつ、誰にでも起こりうる「突発性難聴」

これっ!といった確実な原因がないのです

突発性難聴とは何なのか?

もし突然音が聞こえない「突発性難聴」になってしまったときにどうすればよいのか?

今日はそんなお話です

突発性難聴とは?

突発性難聴とは感音難聴の一種で、突然片耳の聞こえにくくなることです

一般的に片耳の聞こえが下がると言われています

冒頭でも言いましたが、40~50代の方に多くみられます

最近では10~30代の若い人も増加傾向だと言われています

突発性難聴の原因

突発性難聴はいまだ、原因がはっきりしていません

原因がはっきりしない中で有力な説があります

ウィルス感染説」「内耳循環障害説

この2つです

ウィルス感染説
ウィルスと言っても、難聴を引き起こすウィルスがあるわけではありません。
インフルエンザやはしかなどのウィルスに感染し内耳が炎症、結果として難聴につながってしまうという説です

この説には3つの大きな根拠があります

・突発性難聴を発症する前に風邪にかかっていた人が多い
・突発性難聴は一度発症したら再発しない(免疫が作られるため)
・おたふく風邪やはしかなど、急な高度難聴を引き起こすウィルス疾患が存在する

内耳循環障害説
内耳に十分な血液が届かない、血流に問題があるとされる説ですが、ほかの器官は正常です。
しかし、「突発性難聴は再発しない」という特徴に対する説明が不足しているのが現状です。

この説にも3つの大きな根拠があります

・内耳血管の痙攣や塞栓(固まってつまること)、血栓、出血などによる循環障害により内耳に機能不全が起こる
・突発性難聴の治療方法で血管拡張剤、抗凝固剤などの循環を良くする薬剤がしばしば有効と報告されている
・突発性難聴を発症する年齢は40~60代で多い

この2つの説において、なぜウィルス感染や内耳循環が突発性難聴につながるという確証は、あだ得られていません

精神的なストレスや、肉体的疲労などを感じた時期に起こったという場合もあるので、ストレスが突発性難聴の引き金になる可能性もあるのです

突発性難聴の前兆

急に音が聞こえにくくなるのが突発性難聴です

ですが突発性難聴にも前兆があります

・耳の閉塞感(耳がつまっている感覚)がある
・聞こえがおかしい
・平衡感覚がおかしい(めまいがする)
・耳鳴りがする
・強いストレスを感じている

この5つの前兆のあとに聞こえにくくなったら突発性難聴を疑う必要があります

その時はなるべく早く耳鼻科を受診してください!

突発性難聴を治すには治療するまでの時間です!

はやさが大事です!

「48時間以内」がベストです!遅くても「2週間以内」には耳鼻科を受診してください

「ん~、ちょっと様子を・・・」←ダメ!絶対!です

診断基準

突発性難聴の1番のポイントは「突然きこえにくくなる」です

突発性難聴を発症した人の多くは、いつ、どこで、何をしているときに症状が起こったのかを明確に説明できると言われています。

「昨日までやさっきまでなんともなく聞こえていたのに、急にきこえなくなった」

突発性難聴を疑ってください

厚生労働省では突発性難聴の診断基準をこの等に定めています

Ⅰ.主症状
1.突然の難聴
文字通り即時的な難聴,また朝,目が覚めて気づくような難聴2.高度な感音難聴
必ずしも「高度」である必要はないが,実際問題として「高度」でないと突然難聴になったことに気
づかないことが多い3.原因が不明,または不確実
つまり,原因が明白でないことⅡ.副症状
1.耳鳴り
難聴の発生と前後して耳鳴りを生ずることがある2.めまい,および吐き気,嘔吐をともなうことがあるが,めまい発作を繰り返すことはない診断の基準
確実例 : Ⅰ.主症状,Ⅱ.副症状の全項目をみたすもの
疑い例 : Ⅰ.主症状の1,2の事項をみたすもの

(原文ママ)
>>>突発性難聴 grade1 症例における問題点について(厚生労働省)

治療法

突発性難聴の治療法は一般的には点滴や内服などの「薬物治療」です

薬物治療の他には「安静」

この「安静」が難しいんです

仕事をされている方などは2.3日休むのも難しかったりしますよね?

私も休むのはなかなか難しいです(笑)

現代の社会はストレス社会とも言われています

突発性難聴はストレスも一因と考えられます。

家事や仕事などをせず休養や睡眠をしっかりとって安静にする環境を作るのにも、入院を勧められます

薬物治療

薬物治療の代表的なものは「ステロイド(副腎皮質ホルモン)」の投与です

このステロイド投与は選択肢の一つ程度なのです

ステロイド投与以上に科学的根拠の裏付けがされ、有益で害のない治療法は確立しておらず、難聴に伴うハンディキャップを考えると、ステロイド投与が一般的な初期治療になっています。

>>>突発性難聴治療のEBM(2014)

ステロイド投与と併せて血管を拡張して内耳の循環を良くする「血管拡張薬」、血液の流動性を高めて血流を良くする「血液粘度低下薬」、末梢神経の障害を改善するビタミンB12を補う「ビタミン剤」など使用することもあります

突発性難聴はこれっ!といった原因がまだわかりません

投薬治療といっても直接病気の元を絶つものではありません

内耳の血液循環を良くし、細胞や神経に栄養を与えて動きを活性化させる働きがあるものを用います。

治療期間

突発性難聴の治療期間は1週間~1ヶ月間は投薬による治療が必要になります

完治するまでの期間は、「突発性難聴が発症してから治療を開始するまでの時間」と、「個人差」によって違います

費用

突発性難聴は、健康保険が適用されるため、通院治療の場合は大体1万円が一般的です。

しかし、症状や難聴の重症度によっては入院が必要な場合もあります。

その場合には、入院の費用として10万円程度が一般的には必要になります。(※あくまで目安です)

スポンサーリンク




完治率

突発性難聴の完治率は

「3分の1」
と言われています

三人に一人は完治(聴力が元通り)」、三人に一人が緩和(聴力が少し改善)」、三人に一人が聴力改善なし」と言われています

治療を始めるまでの時間や、症状などにも関係してきます

早期に治療を受けたのに完治が難しい場合もあります

突発性難聴の後遺症

突発性難聴の後遺症が出てしまいます

後遺症として多いのが「難聴」「めまい」「耳鳴り」

この3つが多いです

この後遺症も発症から治療開始までの時間が重要になってきます

心肺停止になってから処置をするまでも時間が大事です

何度も言います!!!!

突発性難聴になったらなるべく早く、いやっ!すぐに耳鼻科を受診してください

私のお客さんにも突発性難聴を放っといて聞こえが下がったという人は少なくありません

ほんとに早く行ってください!!!

そしてできることなら入院してください!

安静が大事です!!!!

熱くなりました(笑)

突発性難聴の再発の可能性

突発性難聴は再発することはほとんどないと言われています

今までに突発性難聴と診断されたことがあり、再度同じような症状が出た場合は突発性難聴以外の可能性を疑ってください

メニエール病

メニエール病とは「難聴」や「発作的なめまい」、「耳鳴り」と突発性難聴と症状が似ています

ですがメニエールの場合はこのような症状が何度も起こります

両側性感音難聴

両側性感音難聴(りょうそくせいかんおんなんちょう)とは、両耳の聞こえが徐々に低下していく病気です

発症してすぐは片耳の聴力低下から始まり、その後もう片耳の聴力も低下していきます

特発性の両側性感音難聴は突発性難聴のように「めまい」や片耳の聴力低下がおこります

ムンプス難聴

ムンプス難聴とは、「ムンプスウィルス」に感染することによって発症する難聴です

ムンプスウィルスは「おたふく風邪」などを引き起こします

ムンプス難聴の場合、おたふく風邪の後2週間以内に「耳鳴り」「めまい」などお症状がでてきます

ムンプス難聴の多くは聴力の回復はありません

突発性難聴後の補聴器の効果

補聴器の効果は難聴の程度によって変わってきます

中程度の難聴の方ぐらいであれば、突発性難聴になった方の耳に補聴器を着けて効果はあると思います

突発性難聴の治療には個人差はあれど2週間程度かかります

治療によって聴力が改善する可能性もあります

なので突発性難聴になったからといってすぐに補聴器は買わないでください

聴力が安定してきてから補聴器購入を検討してください

突発性難聴の予防

インフルエンザのように予防接種などはありません

突発性難聴の予防策は「健康状態の維持」

突発性難聴の主な原因は「ウイルス感染説」「内耳循環障害説」です

ウィルスに感染しないように免疫力を下げないようにすること、内耳の血液循環を悪くしないようにすることが大切です

この2つの説に共通して言えることが、先程も言いましたが
「健康状態の維持」

食生活」「適度な運動」「タバコ」「過度な飲酒」「ストレス

この5つに気をつけて健康状態を良好に保つ生活を送ってください

まとめ

皆さんいかがでしたか?

突発性難聴は「早期治療」がとてもとて~~も大切です!!!!

「ん~、少し様子を・・・」「放っておけば治るだろう」←ダメ!絶対!

いち早く耳鼻科を受診してください

突発性難聴によって聞こえが悪くなってしまった場合の1つの選択肢としては補聴器があります

過去の記事もお読みの上で補聴器購入を検討してみてください

ABOUT ME
イス
補聴器営業マンをしています、イスと申します 補聴器のことをもっともっと皆さんに知ってもらい、ズバらしい補聴器ライフを 当ブログを通じて補聴器をもっと身近にし、聞こえのお手伝いを
こちらの記事もおすすめ!