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補聴器使用中「ピー」と音が!ハウリングを止める4つの方法

皆様こんにちは、補聴器営業マンのイスです

補聴器を使ってらっしゃる方なら一度は経験したことがある

「ピー」という音

この音がなっているときは周りの音はほとんど聴こえず
「ピー」という音だけしか聴こえません

この「ピー」音がなっていいる状態が

「ハウリングが起きている」

といいます

今回はこのハウリングがなぜ起こるのか?

ハウリングが起きたときは何をすればよいのか?

のお話をしていきます

ハウリングの起こる仕組み

まずはハウリングの起こる仕組みのお話です

補聴器を耳につけた時に、口を動かしたりすると外耳道と耳栓の間に僅かな隙間ができる場合があります

その隙間から補聴器により増幅された音が外耳道の外に漏れ、その音をまた補聴器が拾う

事によりハウリングというのは発生します。

 

カラオケなどでスピーカーにマイクを近づけると「ピー」と鳴りますよね?

あれです!!!

この音は補聴器を装用している人はもちろん

周りの人にも聴こえます。

ではなぜハウリングが起こるのか?

続いてハウリングの原因のお話です

ハウリングの原因

原因は一つ

耳と耳栓の隙間から増幅された音が漏れるから!

これ以外に原因はありません!

どんな時に音が漏れるの?

音が漏れる原因はいろいろあります

体操などの体を動かしたときや、食事やおしゃべりのときなどに口を大きく動かしたときなど
耳の穴の形が変わると隙間ができます

その隙間が音が漏れる原因なのです

ですが、体を動かすやおしゃべり、食事などは毎日の生活には欠かせません

毎日動かず、食事もしないのは不可能です

ではどうすればハウリングが止まるのか?

次にハウリングを止める方法のお話をします

ハウリングを止める方法

ハウリングを止める方法は

・ハウリングキャンセラーを使う
・耳にしっかりはめる
・耳掛けの人はイヤモールドを使う
・耳穴の人は再作や耳掛け式を検討する

以上が主な方法です。

一つずつお話していきます

ハウリングキャンセラーを使う

ハウリングキャンセラー?

いきなり「ん?」となる言葉が出てきました

なんとなく言葉でわかる方もいると思います

ハウリングキャンセラー

ハウリング抑制のことです

今の補聴器にはほとんどこの機能はついています

ハウリングキャンセラーとは

「ハウリングの部分だけを抑えてくれる」

という機能です

補聴器が漏れている音の周波数を特定して、その周波数に対して逆位相の周波数を出し、
漏れた音と逆位相の音で相殺してハウリングを抑える機能です。

文字だと分かりづらいので、画像を見てください(笑)
関東補聴器様のHPに良い画像がありましたので使わせて頂きます
関東補聴器HP

このハウリングキャンセラーの機能なのですが、お客様でON/OFFの操作はできません

補聴器のお店に行って調整して貰う必要があります

お店に行き
「ピーピー音が気になる」
と言って頂ければ対応してくれます

その時に行うのが、
ハウリングテストやフィードバックテストなどです

補聴器からどの周波数の音がどれくらい漏れているかのテストをします

お使いの補聴器によって所要時間は違いますが長くても10秒くらいです

そのテスト結果に基づいてハウリングキャンセラーが働きます

このテスト、時間は10秒ほどで終わりますが

結構重要です!

その10秒で補聴器がいろんな音情報を分析しハウリングを効果的に止めてくれます。

耳にしっかりはめる

ハウリングを止める方法の2つ目は

「耳にしっかりはめる」

です

皆さん補聴器はしっかり耳にはめていると思います

ですが自分ではしっかりはめているつもりでも、耳栓が浮いていることがあります。

なので補聴器を耳につけたなと思ったから、再度耳栓を押してください

そうすればしっかりと耳栓が入ります。

私はいつもこの一言を言っています。

補聴器の耳栓が浮いていると、ハウリングの原因にもなりますし、

補聴器の脱落の原因にもなります

補聴器は紛失すると保証がありません

「ハウリング防止」、「補聴器の紛失防止」

この2つの効果がありますので、耳栓はしっかり耳にはめてください

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耳掛け型の人はイヤモールドをつける

ここからは補聴器のタイプ別のハウリングの止め方についてお話します。

先程お話しました、

「ハウリングキャンセラーを使う」
「耳栓をしっかりはめる」

この2つを行ってもハウリングが止まらない方もいらっしゃいます

難聴の程度が重い方です

耳鼻咽喉科に行き聴力検査をした時に、

このようなグラフを見せてもらったことがあると思います

ハウリングというのは約70dBぐらいでよく起こります

ですので上のグラフの聴力と同じがそれよりも下がっている方はイヤモールドをおすすめします

イヤモールドというのは、補聴器装用者個人の耳の形をとり、その人専用の耳栓のことです

これがイヤモールドです

そしてこれが補聴器についている時

透明で見にくくてごめんなさい。。。

これを使うことにより、耳とイヤモールドとの隙間がほとんどなくなり

ハウリングしなくなる!というわけです

イヤモールドを作ると他にもいいことがありますので、そちらも御覧ください

イヤモールドのの中でも材質が様々です。

一般的なのがハードタイプのイヤモールドです。

他にもソフトタイプなどもあります。

ちなみにこのイヤモールド、先程の写真では透明でしたが、赤や青、オレンジなど色も選べます

今まで作ったカラーイヤモールドで私が一番好きなのが

紫(purple)

です!(英語にした意味はありません)

このイヤモールド、片耳作るのに1万円します

既製の耳栓であれば無料でついてきますが、イヤモールドとなると1万円します

ですが私は1万円プラスしてでもイヤモールドを作ることをおすすめします

いいこといっぱいです!!

耳あな型の人は再作や耳掛け方を検討する

つぎに今耳あな型をお使いのかたでハウリングが止まらない方の対策です

耳あな型というのは耳の穴にすっぽりと収まる補聴器のことです

なのでマイクと音を出すレシーバーの位置が近いんです。

ハウリングの仕組みを思い出してください

思い出せました?

耳から補聴器の音が漏れる → 漏れた音を補聴器が拾う → 補聴器が音を増幅する
これが繰り返されるとハウリングが起こります

耳穴形はこれが起こりやすいのです!

先程も言いましたが耳あな型はマイクとレシーバ(音を拾う部分)が近いです

なので今お使いの耳あな型でハウリングが頻繁に起こってしまう場合は

「再作」
(再度耳の型を取り直し、中身の部品はそのままでシェルと言われる周りの部分だけを作り直すこと)

をして頂かないといけません

私の経験上、ハウリングが頻繁に起こるといって再作してもなかなかハウリング問題が解決しないことが多いです

なので私は聴力をみて耳あな型を販売しています。

それでも耳あな型がいい!!という方は

「フルシェルサイズ」

といって耳あな型の中でも1番大きいサイズの物もあります。

耳の穴の中にすっぽりとまではいきませんが、耳の中に収まっています。

他にもGNリサウンド社の「外マイク形」という耳あな型もあります

この右上に向かって出ている物がマイクになります

なので普通の耳あな型よりはマイクとレシーバの位置が離れていますので、フルシェルほどではありませんが

ハウリングリスクは下がります

耳穴型でハウリング対策のもう一つの方法が

耳掛け型検討です

耳の形によっていくらフルシェルにしたり外マイクにしたりしてもハウリングが止まらない方もいます

そういった方は耳掛け型に変えることを検討して頂かないといけません。

なので難聴の程度が重い方は、作る前にしっかりとお店の方とお話することが大事です

作ってからの変更はできないことが多いのでご注意ください

耳穴型まとめにもあるように耳穴型補聴器の形は様々です

形が小さくなれば小さくなるほどハウリングは起こしやすいです

小さくなれば目立たなくなりますが、ハウリングは起こしやすいです

お店の方としっかりご相談の上機種決定お願いします!

ハウリングの注意点

今回お話したハウリングは

「からだを動かした時」

「口を大きく動かした時」

などのように耳の穴の形が変わって起きるハウリングのお話でした

ハウリングには補聴器の着脱時に起きるハウリングがあります

補聴器の着脱時に起きるハウリングは、強いハウリングをつけようが、イヤモをつけようが防ぐことはできません

他にも耳を手で覆ってしまい、完全に耳が隠れるような場合も同じです

まとめ

皆様いかがでしたか?

もう一度おさらいです!

ハウリングを止める方法

・ハウリングキャンセラーを使う
・耳にしっかりはめる
・耳掛けの人はイヤモールドを使う
・耳穴の人は再作や耳掛け式を検討する

今回お話した内容でハウリングはほとんど止まります

今の補聴器はハウリングキャンセラーのちからも強く、昔の補聴器のようにピーピーはなりにくくなっています

なので補聴器の悪いイメージを払拭するためにも

1度お店で補聴器を体験してみてください

それからでも遅くはありません!!

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イス
補聴器営業マンをしています、イスと申します 補聴器のことをもっともっと皆さんに知ってもらい、ズバらしい補聴器ライフを 当ブログを通じて補聴器をもっと身近にし、聞こえのお手伝いを
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